RAGTIME ラグタイム

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2018.05.01

4月4週目の店の連休が、丁度桜の見頃との情報を得て、今年100周年を迎えた 弘前のさくらまつりに

出かけてきました。

 

当日は薄曇りの少し肌寒い陽気でしたが、前日迄の温かさで2600本と言われる弘前公園の桜は正に満

開を迎え、平日にもかかわらず、県中の人達が集まってきているのではないかと思われるほどの

賑わいでした。

花の美しさもさることながら、特筆すべきは、目の高さで桜を満喫出来たことです。その時は、木が

大きいために重さで枝が垂れてきているのかと思っていましたが、後になって、それはより早く収穫

出来るように、低い位置にリンゴを実らせる「弘前方式」と呼ばれるリンゴの栽培技術が、縦に伸び

ようとする枝を剪定によって横に広げるように、桜に活かされていることを知りました。(長野のリン

ゴ農家の湯本さんが、剪定は煩悩との葛藤と言われていたのを思い出しました!)

同じコ-スを、夜も再び辿ったのですが、昼間の表情とはガラッと違った妖艶な美しさの中でも最も

印象深かったのは、春陽橋という西堀の橋からお堀を臨んだ時の光景です。真っ黒な空と水面を分け

ているのは、ライトアップされた桜並木と、水面に映し出されているその姿でした。まだ見たことは

ありませんが、これが天国へ続く道なのではないか!と思うほどの絶景に、声も出ず、足がすくみま

した。

 

地元麻生川の桜は、新緑から若葉の美しい季節を迎えています。

1967年から始まった麻生川の治水事業によって、川が直線化された頃に280本の桜が植樹されたそうで

記憶には残っていませんでしたが、1994年の市制70周年を記念して開催されるようになった桜まつりに、

店を開業した95年に出かけた時の写真が、古いアルバムに残っていました!

賑やかな花の時期ばかりでなく、年間を通してこの並木道に季節の移ろいを感じ、心癒される日々です。

農耕民族である日本人が、春の訪れを知る木としての心の拠り所である桜は、昔から人の手によって

植えられ、環境に合わせるために根を継いだり、土を入れ替えたり、人の世話が無いと永らえること

が出来ないそうです。

毎年の一瞬の花の時期にいかに咲かせいかに魅せるか。時が変わり土地が違っても、通年で桜を支え続けているいわゆる 桜守 と呼ばれる人々をはじめとした、日本中の実に多くの人々の桜への想いは、自然の営みへの果てなき挑戦のように思えます。

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